Tokyo Metropolitan Vocational Skills Development Center

東京都 東京都立城南職業能力開発センター 大田校

都立美原高等学校見学会を実施しました

先日、都立美原高等学校の1年生約40名が来校されました。

内容としては、①都立職業能力開発センター及び大田校の概要説明、②ものづくり体験(エンジニア養成科、3DCAD・CAM科、金型加工科、板金溶接科、広告美術科)、③調理科の実習で作った給食の試食、④質疑応答が行われました。

はじめに、校長よりあいさつがありました。続いて能力開発担当より、都立の職業能力開発センターと大田校に関する概要の説明がありました。

①概要説明のようすです。1年生らしく、フレッシュな面持ちで話に耳を傾けていました。

つづいて、エンジニア養成科、3DCAD・CAM科、金型加工科、板金溶接科、広告美術科の5コースに分かれて、ものづくり体験をしていただきました。
1時間程度と短い実習時間のなか、マシニングセンタをはじめとした大型のマシンを動かす体験など、大田校の特徴である実践的なものづくりを体験していただきました。
以下、体験のようすをいくつかご紹介します。

②-1 エンジニア養成科 金属を磨く工程を体験中です。
             磨き方によって完成した姿が大きく変わります。


②ー2 金型加工科 マシニングセンタを使って金属を加工しています。
          普段目にすることのない機械を操作し、現代ものづくりを体験していただきました。


②-3 板金溶接科 金属をレーザーカットしています。
          素早く正確に金属が切断されていく様子にみなさん興味津々でした。

③各科での体験を終えた後は、本校の調理科が実習で作った給食を、生徒のみなさんに召し上がっていただきました。献立はチキンカツやみそ汁をはじめとした、栄養バランスに富んだ和食メニューです。
食べ終えた後には生徒さんから、「カツがおいしかった」などといった感想が自然に聞かれました。
大勢の生徒さんに笑顔であたたかい接客をしてくださった調理科の生徒の皆さん、ありがとうございました。

④午後になり、多目的室にて質疑応答を行いました。
指導員に直接さまざまなことを聞く機会として設けたこのコーナーでは、生徒さんから大田校指導員も驚くような鋭い視点からの質問がいくつも飛び出しました。

最後に、美原高校1年生代表の生徒さんからあいさつをしていただき、幕を閉じました。
およそ半日と短い時間でしたが、大田校の特徴であるものづくりの楽しさや奥深さを、「実際に体験する」ことで感じていただけたかと思います。今回の経験が、将来の進路選択の際に、キャリアデザインの幅を広げるものとして少しでもお役に立てていれば幸いです。

美原高校のみなさん、ご来校ありがとうございました!

生徒さんにお配りした、大田校・都内職業能力開発センターの入校案内、大田校体験入校のご案内、大田校オリジナルグッズです。